ワインに関する雑学的な知識について
ワインとは、果実酒の事をいいます。
原料は葡萄であり、これは広く知られている事となっています。
ただ、ここでいう果実酒とは、狭い意味でのものとなっており、広い意味での果実酒ないしワインとは、果実を酒類とする事そのものを言います。
つまり、葡萄以外でも「ワイン」になるということです。
ワインは、葡萄を搾り、搾った果汁を樽等に入れて酵母等で熟成させる事によって出来上がります。
また、熟成においては必須となる作業として酸化防止剤を投入します。
ワインと酸素の接触は好ましくないとされており、両者が接触してしまうことにより、酢酸菌が浸入してしまえば、せっかくのワインが台無しになってしまいます。
ワインですが、シャンパンといった発泡性のものも在ります。
発泡性ワインの造り方ですが、完成した葡萄酒を瓶内で二次発酵をさせれば良いとされています。
シャンパンの名前の由来は、フランスのシャンパーニュ地方に因んだためだと言われています。
また、酒精を強化したもの(発酵させている最中、ブランデーを添加して発酵を止めたために糖分が多く残ったもの)も在ります。酒精強化型のワインですが、甘くて「甘党向き」とされています。
ワインは、キリスト教では式典で使用されています。
また、正教会では赤ワインのみが用いられ、西方教会では赤か白かは不問としています。因みに、未成年者がキリスト教の教会に礼拝をした場合、ワインの代わりとして葡萄ジュースが与えられる事になっています。
ワインの代用としての葡萄ジュースですが、未成年者だけでなくてアルコール依存症の信者にも配られる事になっています。
キリスト教徒では、酒類を適度に楽しめる人にとってはワインは聖なるものとされているようです。
狭い意味のワインとしての葡萄酒ですが、赤ワイン(コンコード類等)、白ワイン(シャルドネやマスカット等)、ロゼ(デラウェア等)が在ります。
因みにロゼとはフランス語で「ピンク」を意味しており、ロゼは「ローズ」という意味もこめられており、赤紫系の色彩に因んだ言葉とされています。
葡萄酒ですが、健康に良いとされるポリフェノールを含有しています。ワインの栄養成分ですが、利尿作用が在るカリウムが含まれており、他にはベータカロテンも在ります。
そのため、適量で且つ礼節を弁えた人が楽しむ飲料としてであれば健康に良いとされています。