日本には、面白い鳴き声を持った鳥がいますので紹介します
鳥の鳴き声といってだれもが思い浮かべるのは、鶏のコケコッコーとかカラスのカーカーだと思います。
日本には沢山の種類の鳥がいてそれぞれ鳴き声が違います。その中でも、非常に面白い鳴き声の鳥がいますので、いくつかご紹介しましょう。
例えばコジュケイという鳥がいるんですが、この鳥の鳴き声はチョットコイ、チョットコイと聞こえます。
もちろんはっきりとチョットコイと聞こえるわけではなくてそう聞こえるとか日本語を当てはめてみたと言ったレベルです。
でもチョットコイと聞こえるでしょうと教わると、もう私にはチョットコイにしか聞こえなくなってしまいました。
他にもホトトギスという鳥がいますが、この鳥はテッペンカケタカとか特許許可局とかに聞こえます。
五月頃に日本に渡ってきて鳴き始めるので聞いたことがある人もいると思います。
そう言えばこの鳥は俳句にもなっていますね、 目に青葉、山ホトトギス、初鰹 という句です。初夏を感じさせる句ですね。
次はジュウイチという鳥です。こちらは鳴き声が名前になったようで、ジウイーチーィと鳴きます。
そういえばウグイスも面白いですね、なんと言ってもホーホケキョ、法、法華経と鳴きますから。きっとウグイスは仏教徒なんでしょう。
次はサンコウチョウという鳥です、、この鳥はツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイと聞こえます。
めずらしい鳥なのか私は見た事がありませんが、尾の長い綺麗な鳥です。
次はフクロウです、こちらはゴロスケホーホーや、ぼろ着て奉公とか五郎助奉公とかいろいろあります。
私にはボロツクホウホウに聞こえました。フクロウは六月頃の夜に鳴き始めます。
変わったものではブッポウソウという鳥がいまして、以前はブッポウソウと鳴くので名前が付いたと思われていましたが、ブッポウソウとは鳴かなくてゲッゲッゲッ等と鳴くと分かったそうです。
ではなんでブッポウソウという鳴き声がするのか?ということで調べてみると、鳴き声の主はコノハズクという鳥(フクロウの仲間)の鳴き声だったとの事です。
正直私も知りませんでした。ちなみにブッポウソウとは仏法僧と書き、仏教の言葉だそうです。日本の鳥は仏教徒が多いみたいですね。
次はルリビタキという鳥です。背中が瑠璃色の綺麗な鳥です。鳴き声はルリビ、ルリビタキと聞こえます。
とまあ人間の思い込みの部分もありますが、なかなか面白いので機会があったら聞いてみて下さい。