速読を単なるななめ読みと考えるのは間違いです。
世の中には速読というものがあるらしい。耳にはするが、怪しげで、なんか能力開発のインチキくさい、きな臭い世界だろうとお考えかもしれません。
ですが、速読をこなすことでとても有意義生活を送れます。
まずは、ニュースを見るとき、また、新聞を読むときに、必要な情報をすぐに集められます。
端から端までじっくりと見ないと、何が起きたか分からない。ということが無くなり、時間短縮になります。
また、仕事においては、会社の資料を読んで、それをまとめる時とかに、他人よりも圧倒的な速さで終えることが出来るようになります。
余った時間で別の仕事も出来るため、ユトリをもって働けます。
日常のことであれば、読書が楽しくなります。わずか数時間で本を読み終えることができるので、月に何十冊と読めるようになります。
このように、速読を活用することで、様々な場面で、生活が楽になったり、楽しくなったりします。
さて、この速読。単なるななめ読みなんでしょ。内容は分かってないんでしょ。との見方をされることが多々あります。
しかし、それは合っているようで、間違いなのです。
確かに、飛ばしつつ読んでいますから、ななめ読みと言ってしまえばななめ読みになります。
ですが、きっちりと主要な部分を抑えつつ読んでいるために、内容は把握しているのです。
また、早く読むことで、1回きりでなく、何度も戻りながら実は読んでいるのです。
じっくりと読んでいけば、内容がわかると考えている人は大勢います。
しかし、医療の文献であったりと全く知識のない分野をいくらじっくりと読んだところで理解出来るでしょうか?
人は、知っているものしか理解できないのです。知らない世界については、いくら時間を掛けてよもうが、分からないです。
ならば、さっさと読み飛ばしながら、読み進めることで、分かる部分だけを拾っていくことをしたほうがいいです。
分かる部分をつなげていくことで、分からない部分が徐々に分かってきます。
また、短い時間でよんでいるために、覚えている部分も多くあります。
よって、じっくりと読むよりも頭に残るのです。
速読は、理解を早めるためのもので、単なるななめ読みとは一線を画しています。