涙が出る理由と、出ない理由のまとめ
あくびをすると、涙が出ることがよくあります。
出ない時もあるのですが、なぜなのでしょうか。
涙はもともと、目の中でたえず流れています。外からの刺激や、乾燥を防ぐために、目を潤しています。目尻にある涙腺から涙が出され、目頭のところにある、涙点に入り、涙嚢というところに溜められ、鼻の方に流れていくそうです。
よく泣きすぎると鼻水がよく出るのは、涙が伝って鼻に流れていくからなのです。
あくびをすると涙が出る理由ですが、その涙嚢に溜められた涙が、あくびをすることで顔の筋肉が縮まったり伸びたりして押し出され、涙腺を伝って涙点から出てくる、ということなのです。
なので、あくびをしても涙が出ないときは、ドライアイになっていて涙があまり流れず、涙嚢にたまっていないときや、何度もあくびをして、涙嚢の中の涙が空っぽになってしまい、出てこなくなった場合などです。
また、人がいなくて、大きな口を開けて恥じらいなくあくびをしているときは、ぎゅ〜っと涙が出てくるのですが、おしとやかに、小さい口を開けながらあくびをするときは、あまり涙が出なかったりしますよね。
あくびをしていないのに涙が出るときは、たとえば玉ねぎのみじん切りをしたときや、強い風にさらされて、目が急激に乾いたり、刺激になったりしたときなど、目を守ろうと、涙がたくさん出てくるため、涙点に入っていくのが間に合わなってくると、目の外にあふれてしまうのです。
悲しくなったり、怒ったり、感情が揺れ動いたときも涙があふれますが、ウチの娘は小さいから、涙嚢も小さいし、泣きじゃくっているときなど、すごい勢いで涙があふれ、鼻水も蛇口をひねったようにたくさん出てくるのは、そうゆう理由なんだと納得しました。
また、私の姉もそうだったのですが、なにもしないのに涙があふれてくるときは、涙腺や涙点あたりが詰まっている可能性があります。
そういう状態になってしまったら、病院に行って、つまりを取ってもらいに行く必要があります。