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すぐわかる!大手携帯会社とは違う、格安SIMの通信の仕組み

◾︎格安SIMの通信速度が大手と比べて安定しない理由◾︎

どこのSIM会社も

【大手通信会社の通信を使ってるので安定してる】

と宣伝してるので一見安定している様に見えます。

ただ一般的には格安SIMだと通信が安定しないと言われますよね?

そこで今回はどの様に格安SIMが通信を行い、何故安定しないと言われるのかまとめてみました。

◾︎格安SIMの通信の仕組み◾︎

格安SIMとは別名【MVNO(仮想移動体通信事業者)】と呼ばれています。
一方docomoなどの大手キャリアに関しては【MNO(移動体通信事業者)】と正式的には呼ばれているのです。

気付いたと思いますが格安SIM、いわゆるMVNOには”仮想”という言葉が付くのです。

つまり、自分達は自らdocomoなどが自社で運営してる電波塔などの通信設備を持っておらず、docomoなどの通信をレンタルして使っているのです。

ですので、大手キャリアと違い自らが通信設備を整える必要はありません。レンタル費ぐらいしかかからないので 通信費をかなり安く抑える事に成功しているのです。

◾︎MVNOの仕組みの落とし穴◾︎

「大手キャリアの通信をそのままレンタルしてるなら安心だ!」

と行きたいところですがそう簡単な話ではありません。

実は【帯域】というモノをどれだけキャリアから多く借りてるかによって通信の安定性も変わってくるのです。

格安SIM会社が「docomoと最大速度は同じですので安定してますよ。」という謳い文句で売っていますがこれを速度標識に例えましょう。

【帯域】は例えるなら高速道路の車線です。

例え100キロまで出せる道路で車を運転したとしても一車線しかない道路で走ってたらすぐ渋滞しますよね。

これが格安SIMがお昼時に遅くなってしまう原因なのです。使ってるユーザーに対して帯域が対応しきれてないのです。

急に人気になった格安SIM会社が急に遅くなるのは帯域の数が急増したユーザーに対して足りなくなったからなので、格安SIMを選ぶ時はこの辺りも考慮しておいた方が安全です。
格安SIMは一見安くて良さそうですがこういう落とし穴もあります。

しっかりこの辺りも見定めてより良い通信会社を選択出来る様にしましょう。

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