ハムとベーコンの違いや、注意点について
子供にベーコンを初めて食べさせたとき、これってハムみたいだね、と言われ、そういえばハムとベーコンの違いはなんだろう、と調べてみました。
あれだけ柔らかいので、いろんな肉を合成して固めているのかと思いきや、ハムもベーコンも、豚肉のみ、塊を塩漬けして燻製したものなのだそうです。
ハムの場合は、燻製したあとに湯通しするのですが、ベーコンの場合は、燻製して、湯通しはしません。
そして、決定的に違うのは、ハムは肩から背の方を使ったロース肉や、もも肉を使っていること。
ベーコンは、あばら骨付近のバラ肉を使っていることなのだそうです。
そういったこともあり、ハムはさっぱりとした感じで、ベーコンは脂身が多いんですね。
料理の使い方としては、ハムは脂身も少なく、そのまま食べてもおいしいので、薄く切ってスライスしたものを、サンドイッチなどのパンにはさんで食べます。
サラダなどにも、細かめに切って、そのまま入れてもおいしいですよね。
ボンレスハムなど、塊肉を厚めに切って食べるときは、脂身が少ないため、焼きたてはおいしいのですが、焼いて時間がたつと、パサパサになり、かたくなってしまいます。
いっぽう、ベーコンの場合は、脂身が多いので、そのまま食べると、くどくなってしまいます。
薄くスライスしたものは、焼いて、朝ごはんのときにおかずとしてそのまま出したり、カルボナーラにも細かめに切ったものをカリッと焼いてのせたりします。
また、パンなどに挟むときも、焼いてからのほうがおいしくいただけます。
ハムもベーコンも、気をつけなくてはいけないのは、塩漬けしてあるため、塩分が多いということです。
塩っぽい味が子供は病みつきになるようで、出すとよく食べるのですが、塩分が多いので、血液中の塩分濃度が上がって高血圧や、生活習慣病につながったり、むくみの原因にもなります。
女の子は、小さいうちに食べさせ過ぎると、子宮の働きを悪くしてしまうとも言われているので、食べさせすぎには注意が必要です。