ハクビシンは、もはや都市伝説ではなくなってきている
一時期都市伝説になっていたハクビシンですが、それは過去の話であり、今ではもう違うということを知っておいてもらいたい。ということで、ここでお話をします。
昔テレビで、都心に出現するなぞの生き物といったテーマで話題にされていたハクビシン。
小型の動物で、その外見はタヌキやイタチに似た感じです。テレビではじめて見たときは、かわいい動物だから、ぜひ会ってみたい!とも思っていました。
その願いが通じてか、実際にハクビシンに出会うことができたのです。
そのハクビシンは、自宅の塀を歩いていました。一瞬目を疑いましたが、あれは間違いなくハクビシンです。間違いようがありません。
初めて見たその日は、夏場の夜遅い時間でした。
日付が変わるくらいの時間、まだ電気をつけてくつろいでいたのですが、ふと開けておいた窓のほうを見ると、塀の上を歩いていた小動物を発見しました。
猫かと思って窓から目を離したのですが、何か気配を感じてまたすぐに窓に目を向けると、その小動物がぴたりと止まって、こちらを見ていました。
その姿を見て、これはハクビシンだとすぐにわかりました。その名のとおり、白い鼻筋に、タヌキともイタチとも取れるような顔だちで、明らかにネコではありません。
その後すぐに立ち去っていきましたが、なんと数日後にまた同じ場所で見かけました。自分以外の家族も見かけています。
ハクビシンは自分のテリトリーの同じ場所を何度も通るともいわれています。
都市伝説と思っていたのですが、本当に会えるとは思っていなかったです。
うわさによると、ハクビシンが都心に住みついていることは、今はもう珍しくないそうです。
屋根裏や軒下に住みついてしまう被害も出ているようです。ハクビシンはそのかわいらしい外見とは裏腹に、むやみに手を出すとかまれたりして、凶暴な一面を持っています。
昔は本当にいるのかなぞだったハクビシンですが、今ではもうめずらしいものではなくなってきています。
さまざまな被害が出ているとはいえ、はじめてその姿を見れたときは本当にいるんだと感激したものです。
ハクビシンはもしかしたらあなたの身近なところにいるかもしれません。
駆除する場合もあるのかもしれませんが、かつての都市伝説であるハクビシンとは、なるべく共存できたらいいと願います。