ブロッコリーはアメリカでは健康の象徴?
ブロッコリーお好きですか?私は大好きです。
軽く電子レンジで蒸してマヨネーズをつけて食べるだけでも美味しくて結構お腹にも溜まるので、簡単でダイエットにも心強い味方。
そんなブロッコリーは栄養成分にも恵まれており、ビタミン・ミネラル・食物繊維といった諸々全てにおいて優れています。
血圧を下げ、筋肉の動きを良くするカリウムの含有量にとくに優れ「ダイエットをするにはまず運動」という基礎の部分を支えてくれる食品ですね。
【アメリカ農務省が勧める健康食品の一つ】
そんなわけで「お前らもっとブロッコリー食え!」という意思の下、米国農務省は「最も優れた31の健康食品」を挙げ、その中の一つにブロッコリーは選ばれているそうです。
そういった甲斐あって、アメリカ本土では「ブロッコリー=健康食品の象徴」というイメージにすらなっているようでして……。
日本人にはなんとなくピンと来ませんが「豆腐=高タンパクヘルシー」とか「牛乳=カルシウムたっぷり」とか、大体そんなイメージと並ぶものなのかもしれませんね。
もっとも、そのイメージと実際の好悪はまた別のお話のようでして……。
【ブロッコリーはマズい食べ物のイメージでもある?】
上記のようなイメージから、アメリカのママンたちは我が子の健康を思ってブロッコリーを食べさせることが多いらしいのですが、子供の舌に微妙に苦くて青臭いこのお野菜は、あんまりお口に合わなかったのでしょう。
「子供の頃に無理矢理食べさせられた苦い思い出」の食べ物として、多くのアメリカ人がブロッコリーに苦手意識を持っている模様。
あ、日本人にとってのピーマンやニンジンだコレ。
【ブッシュ大統領だって嫌いだった】
どれくらい嫌われていたかというと、第41代目アメリカ大統領ブッシュ氏も嫌いだったレベル。
まぁでもブッシュ大統領は90代で今もなおご存命なので、必ずしもブロッコリーだけが健康の糸口ではないということだけは、身を以って証明し続けているのかもしれません……。