「あがり症」を治す方法についてまとめます
昇進に響くばかりか、なにより皆の前で「恥をかく」というのは耐えがたい体験です。一時は心療内科に通うことも考えました。
そんな私があがり症をどう克服していったのでしょう。以下テクニックを箇条書きにします
・ゆっくり低い声で話す。これは有効です。人間のメカニズムとして「早口、高い声」は緊張します。
自分の声は自分も聞いているので「その自分の声」で、不安な心が芽生えるのですね。自分を安心させるためにも「低い声・ゆっくり」を心がけましょう。またゆっくりしゃべるとあまり噛みません。
・自律神経の仕組みを知る。
これも大事です。人間には緊張したときに敏感になる「交感神経」と、安心・リラックスを司る「副交感神経」があります。
つまりシンプルに「副交感神経」を優位にするのです。方法としては飲み物「ホットミルク」がいいでしょう。
睡眠をたっぷりとるのも有効です。「紅茶」「緑茶」「コーヒー」は交感神経を刺激し摂取はお勧めしません。
その他たばこも交感神経を刺激します。くれぐれもお酒をプレゼン前に飲むのはやめましょう。前後不覚でプレゼンどころではなくなります。
・最後に「腹式呼吸」。
この呼吸法を行うとこちらも副交感神経が優位になります。
この呼吸は禅寺のお坊さんが行っている呼吸法で(最近ではヨガの呼吸法です)、胸式呼吸と違い、空気をいっぱい吸えるので吐く息が安定し、声が震えにくくなり、呼吸も困難にならず安定します。
あがり症、本当につらいですね。以上の知恵を駆使し乗り越えましょう!